店長は『嫌われる立場』になることも必要。すべての人に認めてもらう必要がない理由とは

店長って、嫌われます。

どれだけ現場を考えても、

どれだけスタッフのことを思っても、

「なんであんなやり方なの?」
「店長って冷たいよね」

そんなふうに思われてしまうことがあります。

正直、しんどいですよね。

私自身も、「嫌われたくない」と思いながら働いていた時期は、かなり苦しかったです。

でも後から気づいたんです。

これって、
自分の性格や能力だけの問題じゃなかったんですよね。

この記事では、店長が嫌われてしまう理由と、その裏にある構造的な問題についてお伝えします。

店長が嫌われる構造の正体「プレイングマネージャー」

店長は「嫌われやすい構造」にいるんです。

そもそも店長というポジションは、

  • 現場に入りながらスタッフと関わる
  • 数字や結果も求められる
  • チーム全体の責任を背負う

といった複数の役割を同時に担っています。

いわゆる「プレイングマネージャー」という働き方です。

この働き方は、

・現場では「仲間」として見られやすい
・一方で「上司」として判断もしなければいけない

という矛盾を抱えています。

なので、

  • 距離が近いのに厳しいことを言う存在になる
  • 結果として「嫌われやすい立場」になってしまうんです。

もしあなたが「現場にも入りながら、数字や人の管理もしている」のであればこの状態です。
プレイングマネージャーとは?現場と数字に追われる激務ポジションの正体と対処法

店長が嫌われる立場になる理由

1. 規律とルールの維持

店舗運営において、規律とルールの遵守は欠かせません。

しかし、これらを徹底する過程で、スタッフさんに厳しく接する場面も出てきます。

その結果、一部のスタッフさんからは厳しいと感じられ、嫌われることもあります。

つまり、

「現場の空気」と「組織としての正しさ」の間に立たされるのが店長です。

この時点で、好かれ続けるのはかなり難しいポジションなんです。

もし、言い方・伝え方に自信がない人はこちらの記事を参考にしてみてください⇒言い方がきつい?直し方が分からず苦しむ人に向けた改善のヒント5選

2. 公平な評価とフィードバック

スタッフさんの成長を促すためには、公平な評価と適切なフィードバックが重要です。

しかし、評価に納得しないスタッフさんからは、不満が生じることも……。

不満を言われたから評価を上げ直します!なんてできるわけないですよね。

嫌われてしまっても、それがお店として適切な評価であれば、公平性を大切にしないと、全体のバランスがとれなくなってしまいます。

フィードバックの方法についてもう少し深堀したい人はこちらの記事をどうぞ⇒スタッフ評価をフィードバックする時のポイントとは?チームモチベーションを保つ重要業務

3. 難しい決断と責任の遂行

店長は、時に厳しい決断を下さなければいけない立場にあります。

例えば、スタッフさんの配置転換や業務改善のための指導などですね。

これらの決断は、一部のスタッフさんからの反感を買うこともありますが、店舗全体の利益と成長を考慮した上での行動です。

あらかじめ店長職は立場上どんなストレスがかかるのかを知っておくのも、対応策の一つですよ⇒【店長職のストレス】店長が向いていないと感じてしまう理由と対処法

店長が嫌われるのは役割を果たしている証拠

嫌われるのは「役割を果たしている証拠」です。

店長として嫌われてしまうのは、間違っているからではなく、役割を果たしているから起きる現象です。

むしろ誰からも嫌われていない状態は、

・必要な指摘ができていない
・判断を先延ばしにしている

可能性すらあります。

嫌われること自体が問題なのではなく、「嫌われる理由」が健全かどうかが重要なんです。

全ての人から認めてもらう必要がない理由

1. リーダーシップと信頼の構築

リーダーとしての役割は、全員から好かれることではなく、信頼されることです。

時には厳しい態度を取ることがあっても、公平で一貫性のある行動を続けることで、スタッフさんからの信頼を築くことができます。

2. チーム全体の利益を最優先に考える

個々のスタッフさんの感情よりも、チーム全体の利益を優先することが求められます。

全員の意見や感情に配慮しすぎると、組織としての方向性がぶれてしまうことがあります。

適切な判断を下すことで、チーム全体の成長と成功を促進できます。

3. 優秀な人ほど潰れてしまう

そもそも、全ての人に好かれるなんてことはありえません。

真面目な人ほど、優しい人ほど「嫌われてはダメだ」と思い、ちょっとした相手の反応にも敏感に傷ついてしまい、時には仕事を辞めてしまうことも。

人の心情に寄り添える能力がある人はチームをまとめる才能があります。

が、ゆえに「嫌われてはいけない」なんて思い違いをしていると、ストレスで潰れてしまいます。

人の上に立つ人は嫌われるのも仕事、と割り切れるメンタルが必要です。

嫌われないに越したことはない。けど、嫌われても良い

「なぜこんなにしんどいのか」

ここまで読んで、

「いや、それでもしんどいものはしんどい」

と感じた方もいると思います。

それは当然です。

なぜなら、

店長というポジション自体が、プレイングマネージャーという「高負荷な働き方」だからです。

現場・人・数字を同時に抱える構造の中で、さらに「嫌われる役割」まで担っている。

そりゃ、しんどくて当たり前なんです。

もし、

「なんでこんなにきついのか分からない」

と感じている方は、こちらの記事で構造から整理しています。
プレイングマネージャーとは?現場と数字に追われる激務ポジションの正体と対処法

全てのスタッフさんから好かれることを目指すのではなく、信頼されるリーダーを目指すことが重要です。

時には嫌われる立場になることもありますが、それは店舗全体の成功と成長のために必要なこと。

即決力と行動力を持ち、公平で一貫性のあるリーダーシップを発揮することで、効果的なマネジメントが可能となります。

もっと、深く店長に必要なスキルを知りたいという方はこちらの記事から読み進めてみてください。
店長に必要なスキル5選|未経験からでも即実践できる習得方法を徹底紹介

またしんどくなったらいつでもこのサイトに帰ってきてくださいね。

あなたが感じているそのしんどさは、間違いなく「ちゃんと仕事をしている証拠」です。

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