
「店長になるには大卒じゃないと無理なのでは?」と思う方は多いかもしれません。
ですが、実際のところ店長職に就いている人の半数近くは高卒以下と学歴はあまり関係ないといった状態です(参考:厚生労働省/jobtag)
事実、私自身も高卒ですが店長を経験し、いまに至っています。
本記事では、学歴に関係なく店長を目指せる理由と、アルバイトからキャリアアップする具体的な方法を経験をもとに解説します。
学歴は関係ない?店長の実態

店長の学歴事情
店長のキャリアパスはさまざまで、実際に中卒・高卒から店長になっている人も多数います。
企業によっては学歴不問で実力重視のケースも多く、ヤル気や実績で判断されることも。
そういった意味では、あとでも紹介しますがアルバイトから店長というルートも珍しくありません。
……というか、まさに私がそのルートです。
店長に求められるスキルとは
店長に必要なのは、学歴よりも現場での経験やマネジメントスキルです。
具体的には以下のような能力が求められます。
- リーダーシップ:スタッフさんをまとめる力
- コミュニケーション能力:円滑な店舗運営をするための力
- 売上管理:目標を達成するための数値管理能力
- 問題解決力:トラブル対応や業務改善ができる力
これらのスキルは、学歴ではなく実際の経験の中で培われていくものです。
本気で店長を目指すなら必要なスキルと、スキルの鍛え方をこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください⇒店長に必要なスキル5選|未経験からでも即実践できる習得方法を徹底紹介
アルバイトから店長になるまでのステップ

店長の業務は「現場を上手く回す力」がなければできません。
そして、その力は学校ではなく、それぞれの現場でしか磨くことはできません。
高学歴の新入社員さんと、職務歴の長いアルバイトさんであれば、後者の方が店長に適した力を持っていることが珍しくないんです。
実際にアルバイトという立場から店長になった私の実体験をもとにルート例を紹介します。
1. まずは店舗の業務を完璧にこなす
店長になるためには、まず現場の業務を誰よりも理解することが重要です。
レジ打ちや接客だけでなく、在庫管理や発注業務にも積極的に関わりましょう。
2. 責任あるポジションを経験する
アルバイトでも、シフト管理や新人教育など責任のある仕事を任せられることがあります。
これらの経験を積むことで、マネジメントスキルが身につきます。
3. 店長や上司に「店長を目指している」と伝える
意欲をアピールすることはとても重要です。
上司に「店長を目指しています」と伝えることで、昇進のチャンスが巡ってくる可能性が高まります。
肌感覚なところもありますが、特に現代では「責任から逃れようとする人」の割合が増えてきているので、ヤル気がある人には次のステップを用意したいと感じることが多いですね。
4. 数値管理やマネジメントの知識を学ぶ
売上管理やマーケティングの知識を独学で学ぶことも大切です。
最近では、オンラインで学べるコンテンツも充実しているため、積極的に活用しましょう。
5. チャンスが来たら迷わず挑戦する
仕事がデキる人の特徴は「即決力」です。
責任ある仕事や、店長のポジションへの打診の声がかかったら、多少不安でも挑戦することが成長につながります。
結論:店長に必要なのは学歴ではなく「現場力」

店長になるために学歴は重要ではありません。
必要なのは、経験とヤル気と自分を磨く力です。
アルバイトからのステップアップも十分可能なので、まずはできることから始めましょう。
店長職は色々な経験を積める総合職なので、上手くキャリアアップを考えておけば、さらに先を目指せるポジションです。
繰り返しになりますが、店長を目指すなら必要なスキルと、スキルの鍛え方をこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください⇒店長に必要なスキル5選|未経験からでも即実践できる習得方法を徹底紹介
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