【感動した接客での気配り体験談】心奪われる接客センスあふれる人達の言動

接客をしているからこそ「この対応は素晴らしい!!」と感動することがあります。

そんな素敵な対応をされると、数年たっても、いや、数十年経っても、そのお店と店員さんのことは覚えているものです。

そんな感動を自分も提供したい。

そう感じた場面の数々を、今回の記事では紹介していきます。


日常で出会ったささやかな感動編

スーパーのお兄さんが子どもの心も鷲掴み

子どもと買い物に行くと、まぁ、言うことは聞いてくれません。

レジに並んでいても大人しくできないし、カゴに入れた記憶のないお菓子は持っているしで、もうフリーダム。

怒りつかれてぐったりしていると「自分のお菓子は自分で持ちたいんや!!」と怒りの追撃をかます子どもたち。

レジに立っている若いナイスガイなお兄さんも、沢山お客様が並んでいるなかで、そんなこと言われて困るに決まってるじゃん……と思った矢先。

「はい、どうぞ。パパとお買い物うれしいね」

と、笑顔で子どものお菓子だけ先にレジに通して、一人ずつ袋に入れて、子どもたちに渡してくれたんです。

それで、子どもたちはニッコォォオってなって、ご機嫌。

もう。おじさん感動。

これぞ人の温もりが伝わる接客でした。

そう返せばよかったのか……!

最近だと自動精算機が増えてきたので、あまり見ない場面のお話。

精算時に小銭をたくさん使って支払った時に「すみません、細かいのでじゃらじゃらと……」と、伝えた瞬間。

笑顔で「釣銭が足りてなかったので、むしろ助かります!」と答えてくれたお姉さん。

私なら「いえいえ、気にしないでください~」くらいの言葉しか出てこないなぁ……と感動。

相手の気持ちを考えているからこそ出てくる言葉ですよね。

何気なく振り返ると……

とある飲食店。

ご飯を食べ終わってレジに行くと、ニコニコと感じの良いお姉さん。

ご飯も美味しかったし、対応も良くておじさん満足。

なにげなく「美味しかったです、ごちそうさまでした」と言うと、お姉さんさらにニッコォォオ。

気分よくお店の外へ行き、何気なく後ろを振り返ると、ガラス越しにお姉さんがこっちに向かってお辞儀している姿が……

え、そんな最後までお見送りしてくれる感じ!?

声は聞こえないし、口元が見えたわけじゃないけど「ありがとうございました」って言ってくれてるのが伝わる。

もう、20年近く前の話だけど未だにお店の名前も、場所も、しっかり覚えているのは、自分がよほどに感動した証拠なんだなって、思います。

今思い出してもウルッとくる接客

これは、私が受けた話ではなく、以前働いていた職場で同僚がしていた感動のお話。

そこは飲食店で、宴会などを受けるお店でした。

ある時、会社の歓迎会として宴会のご利用があった時、参加者の一人に、その時の同僚がそっと近づいていき、スッスッと手を動かした瞬間、急にお客様が泣き始めたんです。

いったい何が起きたのかと焦ったのですが、お客様が同僚の手を握って喜んでいるのが見えて、さらに混乱。

後で話を聴くと、

  • その団体さんが数か月前にも来てくれていた
  • その中に一人、聴覚にハンディキャップを持っている方がいた
  • 同僚はその時にちゃんとした接客ができずもどかしかった
  • 同じ団体名で予約が入った
  • もしかしたら同じ方が来られるかもしれないと思って手話を勉強した
  • 手話で、「同僚:また来てくれて嬉しい」⇒「お客様:あれ?前回手話できてました?」⇒「同僚:あなたとお話したくて勉強しました」⇒お客様大泣き

という流れだったそう。

もう……すごくないですか?

私なんにもしてませんけど、感動しちゃいました。

お客様に寄り添うとは、こういうことを言うんだなと思いました。


気配りの積み重ねが顧客の心をつかむ

接客業における気配りは、特別なことをするのではなく、日常の中での小さな配慮の積み重ねです。

​顧客の立場に立って考え、行動することで、信頼関係が築かれ、リピーターの獲得にもつながります。

​もしもっと具体的に接客スキルを磨きたい!という場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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