プレイングマネージャーの役割とは?『仕事を上手く回す人』の考え方と実践術

プレイングマネージャーの役割と実践方法の紹介イメージ

プレイングマネージャーとして働いていると、

「現場も回す」
「人も見る」
「数字も追う」

すべてを同時に求められる場面が増えていきます。

店長という立場であればなおさら、現場・チーム・成果のすべてに責任を持つことになります。

そして多くの人が、

「しんどい」
「限界かもしれない」
「向いていないのではないか」

と感じる瞬間を経験します。

プレイングマネージャーという働き方には、

・そもそもどんな役割なのか
・なぜ負担が大きくなるのか
・自分に向いているのか
・限界を感じたときどうするべきか

といった複数の悩みが重なっています。

この記事では、それらを整理する『起点』として、プレイングマネージャーの役割と仕事の全体像を解説します。

そのうえで、

・具体的な実務の回し方
・現場とマネジメントのバランスの取り方

まで整理していきます。

また、悩みごとに詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

「しんどさ・ストレスの正体」
「プレイングマネージャーとは?」
「無理・限界を感じたときの判断」
「向いている・向いていない人の特徴」

プレイングマネージャーとマネージャーの違い

プレイングマネージャーとマネージャーの違いイメージ

そもそもプレイングマネージャーとマネージャーの違いとは何か?

それは「現場に入るかどうか」です。

・マネージャー:管理が主業務
・プレイングマネージャー:管理+実務

両方するから、判断量と負荷が大きくなりやすい……当たり前ですよね。

とはいえ、本質的な役割は同じです。

どちらも『成果を出す仕組みを作る立場』ということ。

ここを履き違えると『全部自分でやる人』になってしまいます。

この辺りの「プレイングマネージャーとは?」という部分があいまいで不安なら、最初に整理しておくと、すっきりしやすくておススメです。


プレイングマネージャーの役割とは?

プレイングマネージャーの役割イメージ

プレイングマネージャーは、

・現場で成果を出す
・チームを動かす
・数字を管理する

この3つを同時に担うポジションです。

ただし、ここで重要なのは「全部自分でやる人」ではないということ

役割はあくまで『現場を回すことではなく現場が回る状態を作ること』

特に店長や副店長といった管理職は、こういったプレイングマネージャーとしての働き方になるので要注意です。


なぜ自分の仕事が回らなくなるのか

プレイングマネージャーの仕事が回らなくなる原因イメージ

多くのプレイングマネージャーが苦しくなる原因は『バランスが悪い』ということがほとんどです。

具体的には、「現場・人・数字」の3つのうち、どれかに偏りすぎている状態ですね。


よくある状態

・人が足りない → 自分が入る
・教育が進まない → 自分が教える
・ミスが出る → 自分がフォローする

店長としては一見正しい動きですが、すべて「自分依存」になっています。


その結果

・自分がいないと回らない
・常に忙しい
・余裕がなくなる
・ストレスが溜まる

これが「バランスが悪くなる悪循環の入り口」です。

この悪循環が生むストレスを軽くするヒントはこちら▶プレイングマネージャーがしんどい理由|ストレスの正体と少し楽になる考え方


プレイングマネージャーの正しい仕事

プレイングマネージャーの正しい仕事イメージ

では、何をすべきか。

結論はシンプルです。


① 再現性を作る

仕事は「誰でもできる形」に落とします。

・マニュアル化
・ルール化
・判断基準の言語化

属人性を減らすことが最優先

「店長がいないと回らない。できない」という環境を一つずつ潰していきましょう。


② 任せる設計をする

任せる=丸投げではありません。

・誰に
・どこまで
・どの基準で

任せ方を設計するも店長の仕事です

「アルバイトさんや、一般社員にそこまでさせるのは……」という意見もよく聞きますが、過度に優しすぎる判断は、現場をダメにすることもあるので要注意。

逆に、「とりあえず任せる」「できなかったら自分がやる」は一番崩れるパターンです。


③ 判断を減らす

プレイングマネージャーは判断量が多すぎます。

・判断基準を決める
・パターンを作る
・例外を減らす

「考えなくていい状態」を増やす

自分の基準や考え方が現場全体に伝わるくらいに固まれば「店長がいたらこれはNGって言われるから気をつけよう」といった感じで、不在時に現場が判断できるようになる場合もあります。


④ 現場に入りすぎない

一番難しいですが、一番重要です。

現場に入り続けると、

・抜けられなくなる
・教育が止まる
・全体が見えなくなる

『あえて入らない』も仕事です。

「店長は呼べばヘルプに来てくれるから」と、対して忙しくもないのに気軽に呼ばれる……という状況を、何度も体験したし、何度も見てきました。

店長として機能するために必要な仕事術


プレイングマネージャーの仕事術①:優先順位の考え方イメージ

仕事術①:優先順位を決める

判断基準はこの3つ。

  1. 今すぐ止めないとヤバいか
  2. 自分じゃないとできないか
  3. 後回しにできるか

この3つで振り分けるだけでも、無駄な対応が減り、本来の仕事に集中できるようになります。


仕事術②:1日の設計

パターンを決めておくと楽になります。

前半:現場・対応

・トラブル処理
・指示出し
・状況把握

後半:仕組み作り

・教育
・業務整理
・改善

ポイントはずっと現場にいないこと

抜けれるタイミングを常に探して、任せられるスタッフさんに感謝を伝えながら抜けてください。

仕事術③:抱え込まない仕組み作り

精神論ではなく、仕組み作りで解決します。例えば……

・相談ルールを決める
・共有ノートを作る
・判断基準を貼る

こうすると、

・同じ質問が減る
・負担が減る
・チームが育つ

と、いった好循環が生まれ始めます。

これは基本的なチームビルティングのコツを知っていればスムーズに進められるので、詳しくはこちら▶仕事が上手にフォローできる人を育てる10のコツ。チームが面白いほど機能する秘訣とは


それでも回らないときの判断基準

ここまでやってもプレイングマネージャーの仕事が回らない時のイメージ

ここまでやっても回らない場合、個人の問題ではありません

考えられる原因は

・人員不足
・業務過多
・無理な目標設定

この場合は「現場で頑張る」ではなく「上に調整する領域」です


店長時代の私の経験談

プレイングマネージャー時代の経験談のイメージ

例えば、当時の私はスタッフが1人休むだけで、自分が現場に入っていました。

その場は回るんですが、結局また同じことが起きるんですよね。

「誰かが抜けたら回らない状態」のままだったので。

そこで、

・簡単な業務を切り分けて
・リーダーというポジションを作って責任を割り振って
・チームに任せる範囲を増やした

これだけで、自分が入らなくても回る場面が少しずつ増えていきました。

「ちょっと、デスクワーク終わらないから、ここは任せるね」と、できる限り現場を抜けまくることで、次第にリーダーたちが「店長は忙しいから自分たちで現場は頑張ろう」とやってくれていました。

本当にありがたい……

まとめ

プレイングマネージャーの仕事は、

・自分が頑張ることではなく
チームが回る状態を作ること

ここまで紹介した方法を試しても、しんどいのであれば、それは能力ではなく上司の評価基準の問題である可能性が高いです

まずは自分にとってストレスになっている部分を言語化して『自分が潰れないための環境作り』をしていきましょう。

最後に……ここまで読んで、

「何から整理すればいいか分からない」
「自分の状況に当てはめて考えたい」
「頭では分かるけど、うまく整理できない」

そう感じた場合は、一度、愚痴でもなんでもいいので頭の中を言葉にしちゃうのはどうでしょう?

私の方で整理だけお手伝いしています。
(愚痴仲間が欲しいだけです笑)

店長BasEの中の人に少し話しかけてみる

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