店長という立場は、嘘をつくことも仕事だと思っている。
他人のため、会社のため、自分のため。
だんだんと嘘をつくことに慣れてくると、罪悪感が消えていく。
でも、ふと、ひとりの時に孤独感に襲われる。
「自分には理解者がいない」
お店の売上が安定していれば気持ち的には落ち着く。
責任は果たせている。と思えるから。
でも、それが崩れた時の反動は大きい。
本心を理解してくれる人もいない。
理解者を作ろうとしてはいけない。
なぜなら店長は「本当の隙を見せてはいけない」と思っていたから。
でもそれは少し間違えていた。
誰かに頼ったり。
誰かに相談することで事前に回避できたミスもあった。
でも、そう思えたのは、店長という職務から離れた時だった。
過去の自分に、もし今自分がアドバイスをしてあげられたら。
過去の自分に、今の自分のように分からないことを分からないとぶつけられる相手がいたら。
たらればだけど、店長職から離れて5年以上経つ今でも思う日がある。
だからこそ、今は別の立ち位置で店長のサポートを全力でしている。
数字だけを追う怖さを、今なら少しは伝えられるはず。
