
「あと数時間後には仕事……寝なきゃいけないってわかってるのに寝れない……!」
僕にも経験がありますが、凄まじくストレスですよね。
そんな切羽詰まった時「すぐに試せる」方法を紹介いたします。
目次
今すぐできる「おやすみスイッチ」の入れ方

ステップは5つです。
- 目覚ましをセット
- 部屋と布団を冷やす
- ストレッチをする
- 手足を広げて寝転がる
- 頭をカラにして目をつむる
それでは一緒にやっていきましょう♪
目覚ましをセット
「起きれないかも……」という不安はストレスになって眠気を遠ざけます。
携帯電話で音と振動とスヌーズをセットして耳元においておけば、びっくりして大体目が覚めると思いますので「ちゃんと起きれるから大丈夫」と自分を安心させてあげましょう。
部屋と布団を冷やす
部屋と布団を冷やすときの目安は「少し肌寒いな」と感じるくらいがオススメです。
雪山で遭難した人が寝ちゃうシーンありますよね?
あれと一緒です(たぶん)
詳しいメカニズムが知りたい方はこちらのサイトさんが詳しかったのでご参照ください⇒眠気はどうしてやってくる?人に教えたくなる「睡眠」7つの真実
ストレッチをする
肩甲骨周りを柔らかくするのをイメージしながら、肩を回してください。
次に手のひらの下あたりを使って、耳の後ろのあたりをマッサージ。
最後にグイーっと両手を頭の上に伸ばして、体全体を伸ばしましょう。
ストレッチとツボの刺激に関しては、手軽で僕自身がやってみて非常に気持ちがよかったので、時間がある時は下記サイトさんを参考にしてみてくださいね。
ストレッチ⇒寝る前ストレッチで快眠に
ツボ⇒眠れない夜は、ココを押そう!スーッと眠りに誘う「快眠ツボ」
手足を広げて寝転がる
さぁ、ここまで出来たら、両手両足を広げて寝転んで、布団をかぶりましょう。
かぶりましたか?
それでは胸を開くようにグーっと腕を伸ばしながら、手のひらをギュッと握りしめて、5秒たったらゆっくり開いてください。
できたら、フーっと息を吐き出して呼吸を整えしょう。
整いましたか?
整ったら最終手順です。
頭をカラにして目をつむる
それではまず、目をつむって、右腕が布団にゆっくり沈んでいくのをイメージをしてください。
次に左腕が……そして左足が、右足が同じように沈んでいくのをイメージしてください。
なんとなーく、体から力が抜けましたか?
それでは次に、おへそ辺りが、ほんのりあったかーくなるのをイメージしてください。
なんだかお腹がポカポカしてきましたか?
それでは最後に、おでこがヒンヤリするのをイメージしてください。
瞼の裏側が明るくなっていくような感じになりましたか?
あとはゆっくり息を吐いて……
おやすみなさーい。
入眠促進におすすめな入浴方法

毎回「寝れないときの対処法」を探すよりも、普段から布団に入る前に試してもらいたいことが「入浴方法の工夫」です。
方法は至って簡単。
- 37度~39度のぬるめの湯船に15分ほどつかる(先に体は洗っておく)
- お湯につかりながらふくらはぎを揉む
- 手と足の指をグーパーと握ったり開いたりする
以上です!
一応「温泉利用指導者」という結構珍しい資格を持っているのですが、上記の温度帯が俗に言う「微温浴」というもので、副交感神経が優位になるため、体がおやすみモードに入りやすくなります。
お風呂からでたあと「携帯は触らない」「お腹をいっぱいにしない」「運動しない」というあたりに気をつけておけば、そのままリラックスした状態で布団に入ることができます。
あとは先に紹介した方法で入眠体勢に入れば、気持ちよく寝れるようになると思いますよ。
余談

中学生のころ、虫歯が痛すぎて寝れずに苦しんでいた僕は「何か薬を飲めば副作用で眠れるんじゃないか?」という思考に至り、冷蔵庫をあさっていたんです。
すると、そこには「眠眠」とかかれた謎の栄養ドリンク風味の入れ物が……
「これはきっと睡眠薬だ……!ありがてぇ……!」
と、僕はそのドリンクを一気飲み。
それはお世辞にも美味しいとは言えるものではなく、口の中にまとわりつく若干の辛味が不快でしょうがない。
でもそこは流石中学生。
「良薬口に苦し」
難しい言葉を知っている自分を褒めつつ布団に入り込む僕。
するとなんということでしょう。
さっきまで痛みに勝てなかった睡魔が、一瞬にして僕を夢の世界へ誘ってくれたんです。
翌日目覚めた僕は思いました。
「睡眠薬すげぇ」
また同じような事態になった時に、あのドリンクはきっと自分を救ってくれる。
そう確信した僕は、昨晩飲み干したドリンクの容器を確認するために台所へ向かいました。
そしてそこに転がる1本の空き瓶。
手に取って書かれていた商品名をみると……
「眠眠打破」
……そう。
僕が飲んだものは睡眠薬どころか、むしろ真逆の存在の物だったんです。
つまり何が言いたいかというと、思い込みの力は偉大ということ。
「寝れない」と思えば寝れないし「あぁ~気持ちいい~寝ちゃいそう~」と思っていれば寝れちゃうんです。
また、お酒の力を借りれば割と簡単に寝れちゃうんですが、これは正直おすすめしません。
なぜなら「睡眠が浅くなって疲れがとれない」からです。
なぜ寝る必要があるかというと、脳の疲れと体の疲れをリセットすることが大切だからです(その他に脳内の情報が整理されたりなどのメリットも多いです)
質の悪い睡眠を無理に取ろうとしても逆効果にしかならないこともありますので要注意。
どうしても寝れないときは、目をつむって横になっているだけでも、体は休息させれますので「寝れない」というストレスに目を向けず、「横になって目をつむっておこう」と割り切ったほうが、かえって寝やすくなることも。
寝れないときのストレスは異常にきついので、自分にあった上手に寝付けれる方法を見つけてみてくださいね。