
- 寝かしつけをしていて子どもより先に寝てしまう
- 子どもが寝ないから諦めてしまう
- いつまで寝れない日々が続くのか不安
といった悩みを抱えるパパさんは多いのではないでしょうか?
それと合わせて『奥さんに負担をかけてはいけない』というプレッシャーにも悩んでいませんか?
結論「自分を追い込みすぎない」ことが何より大切です。
寝かしつけできないことよりも、『寝かしつけできない旦那』という評価からの脱却や、自分のストレスを軽減することへ視点を変えましょう。
寝かしつけが上手くいかないと不のループに入るので、それを断ち切ることが結果一番効果的です。
また、子どもによって効果的な寝かしつけ方法は変わるので「コレがいい」というのは、色々ためさないと分からないので、どんどん追い込まれていってしまいます。
仕事も頑張るパパさんが、ストレスで潰れてしまわないことが重要。
3人の子どもと育ってきた経験がお役に立てば幸せです。
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『寝かしつけ』より『夫婦関係の良好化』重視が効果的

『寝かしつけできない旦那』という評価の裏には、奥さんの「もっと私の大変さを分かってほしい」という本音が隠れています。
なので仮に寝かしつけが完璧にできたとしても、「旦那は私の大変さを分かってくれてない」といった不満は解消されないまま、夫婦関係がギクシャクして、お互いにストレスが溜まるという事態に。
自分だって仕事で頑張ってるのに……という、気持ちは痛いほどわかります。
ですが、ここで自分を主張しても、恐らくいい方向には進まないので、まずは「感謝の気持ちをこまめに伝える」ということに全力を注いでみてください。
それだけでも効果はあります。
「もっと沢山家事をしなきゃ」という選択も間違いではありません。
ただ、これは自分をかなり追い詰めるので、やりすぎないように注意してください。
また、先にも書きましたが、本音は「大変さを分かってほしい」です。
大変さを共有するために、家事や育児を色々とするのはいいことですが、やりすぎてしまうと「私の苦労は大したことじゃないっていいたいの?」と、奥さんの自尊心を傷つけてしまう可能性も0ではありません。
なので、やれることからやってみて「こんな大変なことをいつもありがとう」と伝えることが効果的です。
夫婦関係が良好であれば、二人ともストレスが減り、子どもも幸せです。
育児の大変さに直面すると一番大切なことが何か忘れがちですが、負けないでください。
寝かしつけの失敗と成功例

寝かしつけよりも夫婦関係の良好化が重要……とはいえ、寝かしつけの方法も知りたいところかと思いますので、参考程度ですが、失敗談と成功例をいくつか紹介します。
【寝かしつけ失敗談】ぐっと我慢が必要

寝てる子どものほっぺにチューで起こす【そんなに不快でしたか】
いや……本当に悪気はないんです……ごめんなさい。
ただ、仕事が終わって、疲れて帰った視線の先に愛しのわが子の寝顔が見えちゃうと……その可愛いほっぺに触れたくなっちゃうのが人の性ってもんじゃないですか?
正直、起こしちゃった時の申し訳なさはトラウマレベルです。
パパさん。ぐっとこらえましょう。
寝かしつけタイム中に帰宅
赤ちゃんって、物音に敏感なんですよね。
「触らなきゃ大丈夫」なんて気を抜いて、扉を「バタン」って普通に閉めようものなら……わかりますよね?
それ以来僕は帰る前に奥さんから「今寝かしつけ中」とLINEが届くようになり、ビビリの僕は、奥さんから入ってOKの連絡があるまで車の中で寝てました。
寝かしつけ中【子どもより先にノックダウン】
これは……正直今でもたまにやっちゃいます(汗)
ふわふわしてる子どもの、可愛いほっぺを触りながら寝転がっていると、幸せ過ぎて、夢の世界に連れて行かれます。抵抗が大変です。
子どもの体温は、基本的に大人より高いので、安眠効果が半端ないです。
眠たくなってしまった時に、僕がしていることは、ちょっと腰を浮かせて腹筋を鍛えてみたりしてます。寝かしつけと筋トレが一緒にできて、一石二鳥ですよ(注意:結構な確率で腹筋つります)
寝る前のテンションアップ【尽きない体力】

「寝かしつけ前にしっかり遊べば、体力使って寝るんじゃない?」
そんな浅はかな考えを持っているそこのあなた……僕と美味しいお酒が交わせれそうですね。
赤ちゃんの時は、泣きつかれて寝るということも時にはあったのですが、ちょっと大きくなると、遊びという行為によりテンションが上がって【いつまでも寝ないうえに元気】という、目的から逆走した結果がデリバリーされます。
ごはんを食べ終わったら、歯磨きをして、遊ばず、布団のうえで絵本を一緒に眺めるのが理想的ですよ。
……まぁ、十中八九遊びだしますがね(笑)
なので遊ぶのは日中にしましょう。寝かしつけが必要な時期は、夕食後に遊ぶと上記のような事態を招きやすいと思っておいて間違えないでしょう。
置いた瞬間ぎゃん泣き【やっと寝かしつけたのに……】

やっと寝てくれた赤ちゃん。可愛いその身を手放すのは寂しいですが、お布団で寝ないと体を痛めちゃうので、お布団に置こうとすると……
起きちゃうんですよねぇ、結構な高確率で。
これが結構僕自身では難関だった記憶があります。
どうやらお布団の温度と、腕の温度に差があって、敏感肌な赤ちゃんはびっくりして起きちゃうらしいんですね。
なので裏ワザといいますか、布団ごと抱っこしておいて、そのまま置いてあげると、ほんの少しですが、起きる確率が下がりましたので、よければ試してみてください。
【体験談】色々やってみました

実体験をもとにいくつか紹介させていただきます。
効果があったこと
- 手を握る:肌が触れていると安心するのか、泣いている子どもが手を軽く握ることで落ち着くことがありました
- 粘り強く抱っこ:我慢比べです(笑)。抱っこして座ってみたり、立ってみたり、歩いてみたりしてると、あるポジションで急に「ふっ」と大人しくなることがありました。
また、明るいところと暗いところを交互に行き来すると、眩しいからか、目をギュッとつぶろうとします。
それを繰り返しているうちに、寝ちゃうということも何度かありました - 歌う:僕の場合よく歌っていたのは「ゾウさん」でした。この時に歌のリズムを子どもの呼吸のリズムより、ほんの少し遅いくらいにすると、落ち着きやすかったです。
なぜかBUMP OF CHICKENの歌を歌っていると泣き止むことが多かったです。
聞かれたら恥ずかしいので奥さんがいない時だけやってました。
言葉の意味が分かり始めたら効果のある最強アイテム

言葉が分かるようになってから抜群に効果を発揮し始めた1冊の絵本。
「おやすみロジャー」
こんな絵本です↓
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これはホントに「やっと役に立てる日が来た……!!」って感じでした。
この絵本は心理学・言語学研究の方が「どうやったら子どもが眠たくなるのか」というのをテーマに作られた本なんです。
じゃっかん……絵が……怖い気が……したのはここだけの話なんですが……
これがホントに効果あるんです。
絵本の始めに読み方の指示が書いてあるんですが、それを意識して、ゆーーっくり読むことで、子どもは寝ます。ホントに。
というか、読んでる途中で子どもが寝るので、今のところ最後まで読み切れたことがないんです。
だから僕、物語の最後知らないんです(笑)
余談ですが、子どもが文字の読み書きを覚えるのに、絵本を沢山読んであげるのが効果的とのこと。
なので一石二鳥。お父さん大活躍の瞬間です。
ただ、一個だけ難点が……読んでる側も、かなり眠くなるんです。
睡魔と戦いながら読むので、それも子どもにとっては眠気を誘う要因っぽいんですが、まぁツライ……
本の注意書きに「運転中の人の横で読まない」といった一文があるのですが、それだけ大人にも子どもにも効果のある絵本ということですね。
僕は知らなかったんですが、テレビでも結構取り上げられていた話題の本らしいです(妻情報)
子どもの寝かしつけで活躍したいお父さんには、心の底からおススメするアイテム。
これで「寝かしつけできる旦那」へランクアップです。
【送料無料】おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本/カール=ヨハン・エリーン/三橋美穂
また歯磨きができるくらいの年になったら最高にありがたいアイテムが『ハキラ』という子ども用の歯磨きタブレット。
ぶっちゃけただのお菓子にしか見えないし、子どももお菓子として食べているんですが、子どもの虫歯予防になる素敵アイテム。
手前味噌ですが別記事にて紹介しておりますので、ご興味のある方はこちらをご覧下さいませ。【 子どもの虫歯予防に買ったタブレットが最高!愛用4年の感想 】
寝かしつけで「父親が苦しむ」要因とは

たぶん子ども好きの旦那さんなら、寝かしつけの時に何度も感じるのが【母乳をあげられないことが悔しい】ですよね。
上の子は哺乳瓶で飲んでいた(むしろ直で母乳を飲んでくれなかったので、奥さんは辛そうでした)
乳腺炎にならないよう、深夜に搾乳とかが必要で凄く頑張ってくれていました。
寝かしつけの時も、二人でお留守番の時も、だいたい何とかなったんですが、下の子は【完全母乳】だったので、全く哺乳瓶を口にしてくれず、お腹が空いたことが原因で泣き始めると、自分ではどうにもできず、奥さんに休んでもらうこともできず、やるせない気持ちに何度もなりました。
また、夜泣きした時に奥さんが起きないように、子どもを抱っこしてリビングにいって数時間奮闘してみても一向に泣き止む気配がなく、結局奥さんが起きてきてしまったとき、奥さんが抱っこした瞬間に寝るという……この……なんとも「アンタのことは嫌いや、ママよこせ」的な状態だったのではないかと感じる瞬間が……結構傷つくんですよね……
自分に余裕がない時とかは、役に立てない自分に腹が立って「結局ママじゃないと泣き続けて、余計にひどくなるから」と、そっと拗ねたりしたことも。
もしかしたら、世の旦那さんのなかには、育児や寝かしつけに協力的じゃないように見えるだけで、実のところ僕みたいに【役に立てない自分】を受け入れられず、そっと拗ねてるだけのことも多いと、自分で自分を慰めてます(笑)
実際のところ他のところでも役に立てることはあるし、子どもはずっと触れていれば自分を受け入れてくれるようにいずれなるので(というか、受け入れられなくても、子どもが大切ならどんどん、触れ合える時間を持ちましょう)、頑張っていれば「パパ大嫌い!」と言われても「ふん!こっちは大好きだし!」と言い返せるくらいのメンタルが育ちます(日常茶飯事)。
何をやっても寝かしつけできない時

「どーにもこーにもダメだ……」となった時にしていたことは……
家事
なるべく音が出ないものといったら、「洗濯物をたたむ・干す」「洗い物」「静かに片付け」「寝かしつけが終わった奥さんに出すノンカフェインコーヒー(授乳期のカフェイン摂取はよくないです)の用意」といったところです。
あとは大したことはできませんが朝ごはんを作ったりするのも割と負担軽減になりますよね。
ただ起きておく
また、何もできることがなくなった時は、ただ奥さんと同じように起きているだけでも違うんじゃないかなと思います。
これに関しては、何か奥さんに聞いたことがあるわけではないので分かりませんが、自分が頑張っているときに、横で呑気に眠られていたらイラっとくるんじゃないかという思いからやっていたことです。
ひょっとしたら「起きてるくらいなら抱っこ代わってよ」と心の中で思われていたかもしれませんが……(笑)
もし、代わってよと思うことがあるのなら「ちょっと代わって」と言ってもらえれば、旦那サイドとしては助かります。なぜなら男は「結局ママじゃないと嫌なんだろー」という場面に何度も遭遇するため、下手に手出しすることに怯えていることがありますので。
別部屋にいく
ちょっと子ども大きくなると、視界に別の生き物が入るだけでテンションがあがるようになるので、退散したほうがよいこともありました。
実はこれ逆に僕(旦那さん)が寝かしつけをしている時も一緒で、ママが近くにいることで子どもは、テンションが上がって寝なくなることが、めちゃめちゃ多いです。
なのである程度寝かしつけができる時期になってくると、僕は奥さんと役割分担をして、部屋にはどちらかしか居ないことがほとんどになりました。
上手くできるようになってくれば、そのタイミングがお互いに休める時間になるので、やり方としては割とオススメです。
寝かしつけしなくても寝れるようになったら、川の字になってみんなで一緒に寝付くのが、僕の目標ですね。
不安になったこと
いざ自分がその場面にならないと「これってどうなの?」と気づけないことが沢山ありました。その中でも不安になることが多かったことが……
泣き続ける
しょっちゅう思っていたことは「長時間泣き続けてるけど、喉とか大丈夫なのか?」でした。
自分がカラオケに行ったら、数曲歌っただけで喉が限界を迎える(単に下手なだけ)のに、赤ちゃんの喉がそんなに強いわけないよな……といった感じです。
これに関しては調べてみたところ、「3時間くらいまでなら大丈夫」という情報がちらほら。え?てことは僕の喉強度は赤ちゃん以下?
ということらしいので、あまり不安に思って焦らなくてもよいみたいですが、それ以上に泣き続ける場合は、何かの病気だったり怪我だったりすることもあるみたいなので、病院にいくことが大切らしいですのでご注意ください。
揺らしすぎない
僕らが子どもの頃は、抱っこして揺すってればOK的な感じでしたが、最近はそうではないとのニュースが……。
調べてみると、強く揺することで、デリケートな子どもの脳内では、出血がおきてしまい、硬膜下血腫という恐ろしい事態を招くこともあるそうです。
イメージ的には、水が9割入ったコップを手のひらに乗せて歩いて、溢れない程度の揺れなら大丈夫といった感じですかね?
頭に衝撃はNGと、強く意識しておきましょう。
ママのリフレッシュ

ずっと育児につきっきりだと、どんなに子どもが可愛いとはいえ、見えないストレスが溜まってきてしまいます。
1日中となると少し難しかったんですが、2~3時間程度なら割と子どもとお留守番というのもできるので、ママがリフレッシュできる時間を作れて喜んでもらえますよ。
最後に……育児の共有は【未来の宝物】

寝かしつけに関していえば、言葉がわかる2歳くらいになってくれば、ぐんと楽になります(うちの子でいえば、寝ないとお化けがくるよ~などと言えば寝やすくなります(笑))ので、気づけば大変な時期なんて終わっちゃってるもんです。
また、最近では「父親が愛情を持って『手で触れる』ことが多かった子は、大きくなったときに異性が自分に愛情を持ってくれているかどうかが見抜ける子になる」という研究結果がでたそうです(ほら!旦那さん活躍のチャンスですよ!)
寝かしつけに限らず、育児というものは本当に本当に大変なことです。
職場のベテランお母さんから聞いた……
「子どもを育ててきたつもりだったけど、本当のところは【育てさせてもらってたんだ】な~って、子どもが親離れしたときに思った」
……という言葉を僕は一生忘れません。
想像してみてください。
いつまでわが子は抱っこや、ギューや、ほっぺにチューをさせてくれていると思いますか?
いつまで自分に甘えてきてくれると思いますか?
いつまで手を繋いでいっしょに歩いてくれると思いますか?
きっと、思った以上に期間は長くないと思います。正直この文章書いていて寂しくなるくらい……長くないと思います。
子どもが大きくなって、みんなが揃うことが少なくなって、前までは静かになることがなかったリビングで、何気なくテレビを見ていると、何も言わず横に座っている奥さんと二人きり。
ふと「あぁ、子育ての時期ももう終わったんだな」と感じた瞬間……
「あの時(子どもが小さかったころ)は本当に二人で頑張ったよね。大変だったけど、今思い返したらいい思い出だね」って奥さんと笑いたいですよね。
正直【育児に協力的】【イクメン】どちらも僕はあまり好きな言葉じゃないです。
奥様を大切にすることは言うまでもなく大事ですが、人生の始まりから一緒にいることができる子どもとの関わり方を【協力的】なんていう、補助的な考えでとらえてしまうのは、子どもに対して失礼だと思うので。
仕事と家庭の両立は簡単じゃありません。
無理せず育児を楽しめるようになりたいですね。
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