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【具体例あり】更に才能を伸ばす。一歩踏み込んだコーチングとは?

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いわゆる普通のコーチングって【自分が答えを知っている】状態で、相手に質問を投げかけ、相手の回答が答えにつながる場合は賛同。答えにつながらない場合は、問題点を指摘……というのを繰り返して、あたかも本人が自分で答えを見つけたかのように思い込ませることで、自信と考える力をつけさせるための話術です。


でも実はこれ初期レベルなんですよ。


理由は単純で、この方法だと【自分が答えを知らない場合】はコーチングができませんよね。


「知ってることは教えてあげられるけど、知らないことは教えてあげれるわけないでしょ」


と、思われた方は……すみません。失礼ながらコーチングの本質を認識し間違えています。

コーチングの本質は教えることではなく、相手に答えを導き出す力をつけるためのスキルなんです。

ちなみに余談ですが【教えるというスタンス】のやり方は【ティーチング(teach:教える)】と言います。

ということで今回は、もう一歩踏み込んだコーチング方法があるので、紹介させていただきます。

 

一緒に考えることで新しい答えが見つかる


今回の結論は【一緒に考える】ということがキーワードになります。

やり方を簡単に説明すると、まずは課題・問題点をひとつピックアップし、それを相手と共有するところからスタートし、徐々に問題解決に向けて深堀していくといった感じですね。

さっそくですが会話例をまずみてみましょう。



上司「このコンテンツの売上が落ちてきてるなぁ……うーん、ねぇA君。なんでだと思う?」

A君「え? そうですね……自分は正直ちょっと高いんでこのコンテンツは使わないですかね」

上司「高いかぁ……試しにキャンペーンでもやったら売れるかな?」

A君「うーん、どうでしょうか。タダとかだったら使うかもしれません(笑)」

上司「タダはキツイなぁ(笑)。ってことはA君みたいなタイプの子をターゲットにしたら売れないってことかな?」

A君「あー、そうですね。これなら自分とかじゃなくて、50代後半くらいの女性をターゲットにした方が売れるかも……」

上司「え、なんで50代の女性? 若者向けに売り出してるコンテンツだよねこれ」

A君「僕の母が割と好きなんですよ。こういうの」

上司「へぇー、なるほどね。それならターゲットを変えて売り出してみるのもありか……母の日も近いし、プレゼント企画とかどうかな」

A君「あ、いいですねそれ。じゃあ、専用のプレゼントチケットとか用意しませんか?」

上司「お、いいね。どんな感じにする?」

A君「ターゲットが母くらいの人なら……ちょっとセレブ感ただよう感じのデザインで、メッセージカードも一緒に用意とかしてみたらどうでしょうか」

上司「いいねぇ、いいと思う。この件はA君の方がいいものが作れそうだね。企画の骨子を作ってみてもらってもいいかな?」

A君「はい、わかりました」

上司「煮詰まってきたら、また一緒に考えるから相談してね」



今回の会話例のポイントを整理すると、

  • 会話の流れに応じた的確な判断力(利益を出せないような流れは×)
  • 自分とは違う感性を受け入れる柔軟性
  • 相手と一緒に考える姿勢
  • 質問と提案を織り交ぜ、相手だけに負担をかけない
  • 純粋に会話を楽しむ

といったところですかね。

 

逆効果にならないよう、ここに注意


【会議のような場】は、相手が発言しにくく、会話が発展しない場合が多いので、1対1で話せるような、少しフランクな環境が必要です。

というのも「自分はこんな意見を持っている」という風に思っていても、発言できなかったことによって、自信を失ってしまったり、疎外感を感じてしまう人もいるからです。

多人数でこのような議題をもって会議する場合は、前述のような人がいることがあるので、全員が話し合いに参加できるよう、うまく話しを全体に振れる人を議長におくのは有効的なので、よければ参考にしてみてください。


そして最も重要なのが、【相手のレベル感】を理解しておくことです。


提起する問題点のレベルと、コーチングをする相手のレベルに差がありすぎてしまうと、会話が成立せず、ただただ相手を傷つけてしまうことがあります。

先のA君との会話の課題が「必ず売上があがる誰もみたことない新しいコンテンツを今日考える」とかだと「いや、そんな無茶な」となって話が広がらず、お互いに生産性のない時間を過ごし、モチベーションが下がるといった結果になる可能性大ですよね。


相手のレベル感の理解は非常に大切です。


ただ、課題のレベルを低めに合わせすぎると、相手の経験にもならないので、「ちょっと今より踏み込んだところにチャレンジしてもらおう」くらいの感覚がちょうどいいかもしれません。

日常から色々な課題を見つけ出すクセをつけて、【問題集のストック】をしておきましょう。

 

実際に行動に移さないと効果は半減します


考えることも大切……大切なんですが、やはり実際に行動に移してみないと、経験値ってあんまり多く得られませんよね。

コーチングの中で出てきたキーワードを整理して、企画書など形に残す仕事をしてもらうと、本人は再確認ができ、記憶に残るので、効果倍増です。

せっかくの話し合いが実り多きものになるよう、工夫をしていってみてください。


また余談なのですが、このコーチング方法は【自分の成長】にもつながります。

人材育成の条件として「上司が頑張る姿」というものがあるそうです。

そういった意味でも効果の大きい指導方法なので、ぜひ取り入れていってみてくださいね。

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