
まず最初にどうしても伝えたいことがあるので、ストレスを抱える理由と解決策を早く知りたい方は次の章へジャンプしていただけると嬉しいです。
と、言うことで、改めまして……
ホントに、本当に、いつもお仕事お疲れ様です。
家事と仕事の両立、ホントに大変ですよね。
しかも、仕事である程度のポジションだと、さらに大変さは増すと思います。
仕事にも、家庭にも全力で取り組んでますよね。
奥さんに対する感謝の気持ちを忘れてないことも分かります。
でも、頑張って、踏ん張りながら、誰にも言えないモヤモヤを抱えてますよね。
それなのに、それが当たり前のように思われて、つらくなってませんか?
当たりまえのように「自分だけ我慢」してませんか?
そんな不安を口にしたり、思ったりすることが良くないって思ってたりしませんか?
誰も自分の苦しみに気付いてくれないって、不安になってたりしませんか?
大丈夫です。少なくともここに一人います。
そんなパパさんを一人の人間として、尊敬します。
僕自身、店長・マネージャーという立場と家庭の両立をしていく中で、完璧をもとめ過ぎて当時はかなりストレスを抱えていました。
そんな経験からこの記事を書こうと決めました。
この記事はお役立ち記事ではありません。
言葉にできないモヤモヤを抱える頑張り屋さんなパパと気持ちを共有して、少しでも軽くできたら嬉しいという自己満記事です(僕が乗りこえた経緯も参考までに紹介します)
休憩中や、トイレの間に、ちょっと心を休ませるつもりで見てもらえたら嬉しいです。

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「イクメン」という言葉の弊害:仕事と家庭の両立は理想論

なぜパパにとって仕事と家庭の完璧な両立が難しいのか。
結論「社会評価が男女平等じゃないから」です。
女性の評価が低いという意味ではなく「男はこれくらい働いて当たりまえ」という評価が消えない、という意味です。
「そんな働き方で家族を養っていけるの?」と、男性が言われているのは聞いたことがありますが、女性が言われているのは聞いたことありません。
「残業しないで早く帰ってきて」
でも
「会社で評価されて給料増やして」
「育児や家事を優先的に考えて」
でも
「仕事ができない男はカッコ悪い」
……といった相反する男性向けの理想をメディアやSNSで目にします。
もちろん、ただの理想として言うだけなら構いません。白馬の王子様を探す子どもと一緒です。
が、これが「当たりまえ」かのような風潮が、仕事と家庭の両立に頑張っているパパを苦しめています。
「そんなの気にしなければいいんじゃない?」と言われそうですが、真面目な人ほど気にするんです。
- 妻にとって自慢できる夫でありたい
- イクメンに疲れたと誰にも言えない
- 仕事のストレスを家で見せたくない
- 自分の頑張りが足りないだけ
- 妻も子どもも好き。悪く思いたくない
などなど、いろいろな思考や感情がまざって、誰にも言えないストレスを抱えることになるんです。
耐えられるうちはいいのですが、いつまでも続けれるものじゃないので、少し心を軽くする方法を探してみましょう。
「イクメン」に対する世の風潮にだまされないで

イクメンという言葉が生まれるのと同時に「女性はそれを当たりまえにやってきた」という声もありました。
その言葉に「そうか、じゃあ疲れたなんて口にしたらダメだよな……」って思った方は沢山いるんじゃないでしょうか?
断言します。気にしなくてOKです。
そんなことを言っている女性の中で、本当の意味で仕事と家庭を両立できている人なんていません。
自分の夫を悪く言っている時点で、家庭との両立ができてると言えますか?
イクメンであることに悩む男性は、絶対に奥さんのことを悪く言いません。本当の意味での両立を理解しているから。
イクメンという評価にストレスを感じながらも頑張っているアナタがすごいんです。
世の一部の、偏った声に惑わされないでください。
「イクメン」が抱えるストレスの原因は「自信のなさ」

イクメンとして頑張るほど、なぜストレスを抱えるのか。
それは「どこまでやっても評価されていないんじゃないだろうか……」という自分の努力に対する自信の無さが原因です。
頑張っているんです。アナタは。頑張っているから疲れているんです。自信を持ってください。
もし、それでも自信が持てないという人は、もしかしたら僕と同じ悩みを抱えているのかもしれません。
参考までに僕がストレスを抱えていた原因と、解決にいたった流れを紹介します。
【自己分析】自信を持つために必要だった3つの「もっと」

僕の場合は、サービス業の店長をしていて、就業時間はバラバラ、対人ストレス、サービス残業、給料は一般公務員以下という状況。
仕事に対して大きな不満があったわけではありません。
そもそも高卒で、特殊なスキルも持たない自分が働けていることに感謝もしていました。
でも、そこに家庭や育児が加わると、そのままで良いと言えなくなってしまったんです。
- もっと家にいる時間を増やせたら自信が持てる?
- もっとストレスの少ない仕事なら楽になれる?
- もっと稼げていたら家庭の負担が減る?
そう考え始めると、自分が自信を持てない原因は、現状の仕事なのでは……という考えが頭から離れなくなりました。
新しい環境を目指して行動することで減ったストレス

自信が持てない原因が仕事ならどうすればいいか。
- 新しいスキルを覚えて給料アップを目指す
- 売上を上げてスタッフを増やして自分の仕事量をコントロールする
- 何か副業をはじめてみる
- 転職する……などなど
と、いろいろ悩んだ結果。
きっかけはホントにたまたまで、上司との衝突で転職の道を目指すことを決意(ここでは割愛します)
そしてある日、ふとストレスが軽くなったことに気づいたんです。
そこで「やっぱり今の仕事がストレスの原因だったんだ」と確信しました。
それと同時に、新しい環境を目指して色々と勉強したりしていることで、自信が持て始めたんだ……と、今になって分かりました。
仕事と家庭の両立を目指していると、自分の時間を削り、日々おなじことの繰り返しになってしまいます。
そんな中で生まれる「自分は何をやっているんだ」という不安が、行動することで消えたんです。
「遊んでいるわけじゃない。今より良い環境を目指して努力しているんだ」
そういった思いがストレスを軽くしてくれたんです。
父親の3割は「家事や育児について相談する相手がいない」?

ちょっと前のデータですが、父親の3割は家事や育児のことについて相談相手がいないそうです(参考:iction!様)
これ、個人的には相談する相手がいないんじゃなくて、相談すること自体がイヤなんじゃないかと思ってます。
家事育児に対して「疲れた」という言葉を男性は言っちゃいけない。
そんな風潮に、心が敏感な男性は、ストレスを表に出すことを拒否するのではないかと。
きっと、愚痴をこぼしていいよ。と言われても言わないと思います。
なのでここで少し、自分のことをほめてあげてください。
「愚痴言いたい」という方は、僕でよければいつでも聞きますので、TwitterのDMでもコメントでもお気軽にどうぞ。
「イクメン」と「人生が充実した男」どっちになりたいですか?

聞くなよ。って思われそうですが……
イクメンに疲れたパパさんは、頑張りすぎてこの考え方が見えなくなってるんじゃないかと思ったので。
「仕事や家事育児を頑張る」のは「充実した人生」を目指している中の一部ですよね。
アナタにとって、充実した人生を送るために必要なことはなんでしょう?
仕事も家事も育児も、ぜんぶ自分の人生を幸せな形にするために頑張っていることですよね。
- 今は家事と育児を踏ん張ってでも頑張る時期だ
- 今は仕事を頑張る時期だ
- 今は両方しっかりと頑張るべきだ
どれを選んでもいいんです。それが自分の充実した人生に繋がる選択なら。
ただ少しくらい休んだっていいじゃないですか。
頑張ってる自分に優しくしてみてみましょうよ。
陰ながら少しでも沢山の頑張るパパさんの心が軽くなるよう願っています。
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