
ヒゲが嫌なわけじゃないんです。
ヒゲを剃ったあとに、口の周りが青っぽくなるのが嫌なんです。
格好良いお父さんを目指す僕としては、正直なところ「ヒゲ」ってダンディーなイメージがあって、むしろプラス要素なんですが……マイフェイスの質が……残念なもんでして……えぇ。
「童顔」「色白」「ガリガリ」「顔面偏差値測定不可」という条件が一斉集合しているため、まぁなんとも似合わないんですよ。
ということで、3年ほど前に「人知れずそっと自分でヒゲを抜き始めてみよう」と決意(なんかヒゲ脱毛っておしゃれさんがしてるイメージがあって……「何意識してんの(笑)」と思われないか怖いんですよね(笑))
ネットで色々と調べてみたのですが、まぁ「キケン」「やめた方がいい」などの情報ばかり……。
メンタル強度がゼロに等しい僕は、即効で決意が揺らぎまくったのですが、よくよく見ていると、どれも最終的に「レーザー脱毛」だったり「脱毛クリニック」の紹介ばかり。
おや?これはもしかして、商品を売りたいがために、コンプレックスを煽る的なものなのかな?
うん。きっとそうだ。僕みたいにお金のない人間にも、希望が残されていていいはずだ。という自己暗示をかけ、ビビリながらの決行。
結論、タイトルにあるとおり、3年ほど継続していますが、特にお肌の調子なども含めて問題がなかった(むしろ僕の場合ちょっと良くなった)ので、格好良いお父さんを目指す一助として紹介します(知り合いにバレないかちょっと心配)
ただし、肌質によっては僕のやり方が合わない人もいるとおもいますので、同じ方法を試してみたい場合は、責任持てませんのでご注意くださいませ。
【先に結果報告】
- 費用はほとんどかかっていない(大体3ヶ月で1500円くらい?)
- スキンケアをするので何もしない時より肌が綺麗
- 青ヒゲではなくなるけど、別にヒゲ自体は薄くならない
それではちょっと詳しく説明していきますね。
目次
【用意するもの】

- 毛抜き
- 鏡
- 保湿クリーム
毛抜き【費用:100円~】
毛抜きは正直なんでもOKなんですが、抜いている途中で毛がちぎれてしまうと、肌の下に毛先がもぐり込んで伸び続ける「埋没毛」といわれる状態になってしまう(ちょっとえぐいですが、肌先を針などで、ほんの少し穴を開けて引っ張りださないといけなくなります。痛くはないんですが、気持ち悪いですね……)ことがあるので、そうならないよう、しっかり毛を掴める、ちょっと良い毛抜きの方がオススメですよ。
あと意外に握力が消耗されるので、しっかり掴めるやつは楽です。
……まぁ、僕は今100均のを使っていますが(せっかく良いの買ったのに無くして怒られました)
鏡【費用:0円~】
鏡に関しては、角度調節ができる置き型のもの(僕はもっていませんが、イメージ的にはこんなタイプの鏡です)が良いと思います。
毛を抜くときに、聞き手で毛抜きを持って、反対の手で肌を引っ張っておいたほうが、抜くときに痛みを感じにくいし、毛を掴みやすいので、両手がフリーにできるようにしておくのがポイントですよ。
もちろん洗面台やお風呂のなかの鏡を使うというかたは、別途購入の必要はないです。
ちなみに僕はお風呂に入りながら脱毛しています。
保湿クリーム【費用:1500円~】
保湿クリームによる脱毛後のケアに関しては、特にこれじゃないとダメというものはありませんが、色々と試してみた結果、僕はソランシア(乳液)というものに辿りつきました。
匂いもなく、ベタつきも少ない割に、肌にしっとりと残る感じが……好き。
保湿クリーム使用時の注意点は塗りすぎると、なんだかテカテカして「顔ぬれてるよ」と突っ込まれることです(笑)
実質僕の脱毛方法で必要な費用は、この保湿クリーム代くらいですね。
めっちゃ使うってほどでもないので、大体3ヶ月に1本くらいのペースで使用してます。
お小遣い制の身としては、なるべく費用は抑えたいんですもの。
ただ毛抜きは……またいいやつ買いたい……手が疲れる(笑)

【抜く手順】

- どこを脱毛するか決める
- 脱毛エリアのお肌を湿らせる
- ヒゲを立てる
- ヒゲを抜く
- 保湿クリームを塗る
1.どこのヒゲを抜いていくか決めましょう
「別にヒゲを脱毛してるのバレても恥ずかしくない」ってかたは気にしなくてもいいかもしれませんが、ヒゲ全部を抜くとなると、結構な時間がかかるので、徐々にやっていくほうがオススメですよ。
僕の場合は「口の周り」が青くなるのが嫌だったんで、脱毛エリアは口の周りです。
部分的に禿げているように見えるのは逆にカッコ悪いので、脱毛エリア全体を、ちょっとずつ減らして抜いていきました。
2.ヒゲの根元を湿らせておくと、痛みが緩和します
ぶっちゃけ慣れないと初めは痛いのですが、慣れてくると微妙に快感になります(笑)
僕の場合はお風呂に入りながら抜くことが多いですね。
3.ヒゲを立てておくと掴みやすいです
ヒゲが肌から垂直に伸びている人は気にしなくてもOKです。
僕みたいに(知らんがな)少し毛が寝ているタイプの人は、タオルでそっと抑えて、肌になるべく触れないように優しく立ててあげるのが非常に効果的ですよ。
まえに芸能人の方がヒゲを剃る前に、爪で引っかいて毛を立てる……と、やってみせてくれているのを見たことがありますが、あれは肌が削れて痛いので、お肌が強くないかたはオススメしません。僕は肌が赤くなってヒリヒリしました。
4.ヒゲの伸びている方向に引っ張ると抜けやすいです
ヒゲが伸びている方向と違う方向に引っ張ると、毛がちぎれたりするので、なるべく伸びている方向にあわせて引っ張るほうがいいです。
また、「鼻の下」「唇付近」「あご先」のあたりは、皮膚が柔らかいためか、少し痛いです。ちょっとだけですが痛みを和らげるポイントとしては、少し肌を引っ張った状態にしておくことがオススメ。
逆に引っ張りすぎると抜きづらくなるので要注意ですよ。
また、徐々にヒゲ全体を薄くしていきたいと考えている場合は、なるべく「太い毛」から抜くようにした方が目立ちにくいです。
ちなみに産毛は抜くのも痛いし、抜いて見た目的な効果もすくないので、基本後回しにします。というかほとんど抜かないです。
5.抜き終わったら、軽く洗って保湿しましょう
ヒゲを抜き終わったあとは、抜いたあとのところに「汚れ」や「ヒゲの毛根部分の組織」が残って、汚くなる原因になったりするので、一旦水で軽く洗います。
ちなみに僕はこの時、洗顔剤を使わないようにしています。
一応肌に穴があいたような状態になっているので、洗顔剤などは刺激が強すぎるんじゃないかと思うんですよね。
顔を洗い終わったら、タオルでポンポンと軽くたたくような感じで拭いて、保湿クリームを塗ります。
この1~5の手順を週に3、4回行っている感じです。
毎日やってもいいんでしょうけど、ある程度見た目がよくなってきたら、時間がもったいないので少し間を開けてますね。
【注意点】

- 一気に全体をやらない(見た目が不自然になるので)
- かならず脱毛後は保湿クリームを塗ってケアをする
- 毛が途中でちぎれないように、しっかり毛をつかむ
- ヒゲを剃るときは、肌になるべくあたらないようにする
一応このやり方で3年以上たちますが、ネットでみるような弊害は起きていません。というかむしろ、スキンケアをちゃんとするようになった分、前に比べて肌が綺麗になっているくらいです。
ヒゲを剃っていたときは、シェイバーの刃で肌が削れて、むしろ赤くなってヒリヒリしていたうえに、青く剃り跡が残っていました。
ちゃんとしようと思ったら、もちろんプロの方々にお願いした方がよいのかもしれませんが、自分でできちゃうならそっちの方がいいですよね。
余談ですが、抜きはじめのころ良く分かっていなくて、一気に全体のヒゲを抜いて、抜きたての時は「おぉ……綺麗になった!肌すべすべ!」って喜んで、自分としては見た目的にも特におかしなところは見つからなかったのですが、美容室にいったときに、特に何かお話していたわけではないのに、突然「たまにヒゲを抜いちゃう人いるんだけど、俺たちみたいなプロだと、かなり上手にやってないと、わかっちゃうんだよねぇ」と話しを振られて「そそ、そうなんですか。ヒゲ抜くのって痛そうで僕は無理ですね」なんて言って話をそらしたんですが、たぶんアレはばれてましたね(笑)
ずっと抜き続けてれば薄くなるのかと思っていましたが、そんなことは特になさそうです。
ただ全体量が減るのと、剃っていないので毛が太くなりにくいことが相まって、薄くなったように見えるのかな、といった感じですね。
「青ヒゲが嫌だけど、お金もそんなにかけられない」とお悩みの方は、試してみる価値ありかもです。
ただし、繰り返し言いますが、僕は問題なかっただけで、みんながそうとは限りません。お試しの際は自己責任でお願いいたしますね。
さぁ、一緒に格好いいお父さんを目指しましょう♪